こんにちは、行政書士 桜幸法務事務所代表 特定行政書士の清水恭一郎です。
私は、大学生の時、弁護士を志し、法律を勉強し始めました。法律の勉強と言うと、六法全書を丸暗記といったことを想像していたのですが、実際は、憲法の理念や法律の趣旨が重要で、これをしっかり理解しなければならないと初めて知りました。子供の頃、社会の授業で習った憲法の「個人の尊厳」の本当の意味を知ったのも、この時でした。他人の価値観を自分にあてはめられることを極端に嫌っていた私は、「人は皆違う」という憲法の考え方に力強さを感じ、少数者の人権を守る仕事がしたいと思うようになりました。
ロースクールへ入学し、予備校へも通いました。しかし、司法試験に合格することはできませんでした。
それでも、憲法の価値を実現するため、法律を使って人の幸せに貢献できる仕事がしたいとの思いで、行政書士になりました。当事務所の名称には、「桜のように幸せ満開になりますように。」との思いが込められています。
弁護士のように華やかではないかもしれません。頼りがいがないと思われるかもしれません。
しかし、行政書士だからこそできることもあります。
一人一人の依頼者と誠実に向き合い、妥協することなく事件に立ち向かう。こうして、行政書士としての職責を果たしていきたいと考えています。
身近にあって、気軽に相談できる、総合診療医のような存在でありたいと考えています。